Vault とは
Vault は Drime のエンドツーエンド暗号化スペースです。デバイス上で暗号化されるもの、Drime にも見える情報、Vault Pass が重要な理由を説明します。
Vault は、Drime アカウントの中にある、エンドツーエンドで暗号化されたスペースです。Vault に入れたファイルはアップロードの前にデバイス上で暗号化され、復号できるのは自分の Vault Pass だけです。Drime がそのパスワードや、そこから作られる鍵を受け取ることはありません。
Vault は、左端のレールの Vault から開きます。

Vault は、無料プランを含むすべてのプランに含まれています。
#ここでいうエンドツーエンド暗号化とは
Vault では、ファイルがパソコンから送信される前に、ブラウザで暗号化されます。Drime が保存するのは暗号化されたデータで、Vault Pass がなければ Drime にも読み取れません。
アプリでも、設定 > Vault に「Vault はエンドツーエンド暗号化を採用しています。Vault にアップロードされるファイルは、サーバーに送信される前にお使いのデバイス上で暗号化されます。復号キーを持っているのはあなただけです。」と記載されています。

#暗号化されるもの
すべてのファイルの内容
ファイル名とフォルダ名
実際のファイル形式、ファイルの日付、写真のメタデータ、自分で追加したタグ
サムネイル(ブラウザで作成され、暗号化されます)
#Drime にも見える情報
ファイルの保存と同期に必要な一部の情報は、暗号化されません。
フォルダの構成(フォルダとファイルの階層)
暗号化後の各ファイルのサイズ
サーバーが各ファイルを保存した日付
各ファイルをアップロードしたアカウント
#Vault Pass
Vault Pass は Vault のパスワードです。アカウントのパスワードとは別のもので、Vault を作成するときに自分で決めます。作成時には、アプリに「Vault Pass は、当社のサーバーのどこにも保存されず、当社が知ることもありません。」と表示されます。
#Vault でドライブと異なる点
ドライブの一部の機能は、Vault では使えません。
Office ファイルの編集とバージョン履歴
ファイルの内容の検索(Vault の検索の対象は、ファイル名とフォルダ名だけです)
ドライブと Vault の間でのファイルの移動(ファイルをダウンロードしてから、移動先にアップロードしてください)
画像、PDF、音声、動画、テキストファイルは、引き続きプレビューできます。プレビューの際は、ブラウザで復号されます。Vault のファイルを追加、表示、管理するをご覧ください。
#ほかのデバイスで Vault を使う
Vault は、Windows 版の Drime Desktop と Drime モバイルアプリでも、同じ Vault Pass で開けます。パソコンとスマートフォンで Vault を使うをご覧ください。
rclone、WebDAV など、API トークンで接続するツールからは Vault にアクセスできません。Vault のファイルを利用できるのは、Drime のアプリの中だけです。なお、WebDAV はまだ利用できません。
#はじめる
#暗号化のしくみ
技術的な詳細を知りたい方向けの情報です。
要素 | 保護の方法 |
|---|---|
鍵 | ブラウザで、Vault Pass から scrypt で生成されます |
ファイルの内容 | ファイルごとにランダムな鍵を使い、その鍵を Vault の鍵でラップします。内容は 64 KiB ごとのチャンクに分けて、XSalsa20-Poly1305 で暗号化されます |
ファイル名とフォルダ名 | AES-EME で暗号化されます |
Vault Pass と鍵 | Drime に送信されることはありません |
#Drime で Cryptomator を使えますか?
はい。Cryptomator の vault は通常の暗号化されたファイルで構成されているため、ドライブにも Vault にもアップロードでき、Drime はほかのファイルと同じように保存します。Drime には、Cryptomator とのより深い連携を行う予定はありません。
#次のステップ
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